トランジスタ技術で紹介されていて気になっていた LT3080 を使った CVCC 電源(定電圧定電流電源)を実験してみました。回路自体は、ほぼデータシートの参考回路(トランジスタ技術の記事も同じ)で、簡単に CVCC 電源ができてしまいました。注意点は、LT3080が 2.54mmピッチでないので、基板に対して斜めに押し込む必要があること、写真の放熱器でも小さくて、最大の1Aを出せる条件がほとんどないこと(15VのACアダプタ入力で、最大電圧の12.5Vときぐらい、5V以下なら、200mAから300mAぐらいまでが安全)でしょうか。あと、ボリュームに手が近づくと電圧が変わるので配線にも注意です。出力ノイズなどは、未確認なので実用性は、まだ不明です。
CVCC の実験用電源に、欲しいのが電圧計と電流計なので、PICを使って LED 表示の電流電圧計も用意してみました。オペアンプをあまり使ってきていないので、それも実験したかったのと、HI-TECH Cを使ってみたかったので。久しぶりに PIC kit2 を使ったのですが、このところ使っていたArduinoと比べて、書き込みが速くていいです。
写真のように、ブロックごとになっています。LT3080が2個載った、CVCC部分(と電流、電圧調整用の可変抵抗器)、オペアンプとPIC、トランジスタアレイの載った表示部分の回路、LED基板(まだブレッドボード)、PIC用のDC-DCコンバータ(これは付録基板まま、三端子レギュレータだと発熱が大きいので)です。基板間の配線量は結構多くなります。一応、完成のめどはついたけど、このまま実験だけで終わってしまうかも。
2010/10/11
2010/10/06
Kindle 3 の表示ファイルの画素数 (その2)
Kindleの画素数ですが、再度実験してみました。実験画像は、黒背景に白いドットが1ドットおきに並んでいる画像で、幅560ドットで、高さが728ドットから742ドットです(実験用 PDF: dots.pdf )。これを Kindle 3 でみると縦の解像度が 735 ドットまでは、きれいに見えていますが、736 ドットからは、縮小の影響を受けています。
じゃあ、735ドットまでは拡大しているのかというのが疑問になったので、下に黒い線(720ドット以降)を入れた画像を作ってみました(実験用 PDF: dots2.pdf )。これで、736ドットの高さを基準に定規を当てて、高さを小さくしていくと、定規との隙間が開いていきます。ということで、律儀に1ドットでも小さければ拡大をしているわけではなく、719から735の間なら拡大をしていないようです。
ということは、560x735 が最適な値になりそうですが...
じゃあ、735ドットまでは拡大しているのかというのが疑問になったので、下に黒い線(720ドット以降)を入れた画像を作ってみました(実験用 PDF: dots2.pdf )。これで、736ドットの高さを基準に定規を当てて、高さを小さくしていくと、定規との隙間が開いていきます。ということで、律儀に1ドットでも小さければ拡大をしているわけではなく、719から735の間なら拡大をしていないようです。
ということは、560x735 が最適な値になりそうですが...
2010/10/04
Kindle 向けリサイズ済み PDF 作成ソフト
Kindle 向けに、スキャンして作成したPDFをリサイズして PDF を作成する方法を探していたら、2つの方法を見つけました。
1つは、Windows 用の ChainLP 。スキャンして作成した PDF から、画像ファイルを作成しておき、ChainLP を使って、リサイズ→PDF作成の流れになります。こちらは試していません。
もう一つは、kdconv というスクリプト。MacOS-X で使うのに作られたようです。内部的には ghostscript と Imagemagickのconvet を呼び出していて、PDF から PDF を作成できます。Debian で使ってみましたが、なかなか便利です。
1つは、Windows 用の ChainLP 。スキャンして作成した PDF から、画像ファイルを作成しておき、ChainLP を使って、リサイズ→PDF作成の流れになります。こちらは試していません。
もう一つは、kdconv というスクリプト。MacOS-X で使うのに作られたようです。内部的には ghostscript と Imagemagickのconvet を呼び出していて、PDF から PDF を作成できます。Debian で使ってみましたが、なかなか便利です。
2010/10/03
Kindle 3 の表示ファイルの画素数
Kindle では画像の PDF (スキャン結果など)や JPEG (ZIPファイルにまとめたもの)については、画面にあうようリサイズします。リサイズのアルゴリズムの関係で、細い線が見えなくなったり、文字がみにくくなったりするので、リサイズされない画素数が大事になります(あらかじめ、その画素数で見やすいように加工しておく)。
検索エンジンで探してみたのですが、ちょうどよい数字を見つけられず、試した結果、560 × 736 735 であれば、リサイズされないようです。確認は、1ピクセルの幅の線を描いた画像(↓)を Photoshop Elements で作成し、 JPEG と PDF 形式で保存し、Kindle 3 (Kindle Wifi) で表示しました。リサイズされると、縦、横のどこかで線が切れてしまいます。
表示に関しては、PDF は問題なし、JPEG を ZIP ファイルでまとめた物は、Aaボタンを1度押すまで右端が欠けていました。
#8の倍数である736と信じていたのですが、別の実験をしたら735のようです。
検索エンジンで探してみたのですが、ちょうどよい数字を見つけられず、試した結果、560 ×
表示に関しては、PDF は問題なし、JPEG を ZIP ファイルでまとめた物は、Aaボタンを1度押すまで右端が欠けていました。
#8の倍数である736と信じていたのですが、別の実験をしたら735のようです。
2010/10/02
StarBoard Orange
mbed についてよく知らないまま MAKE 大垣ミーティングで買ってきた mbed 用ベースボード StarBoard Orange を組み立ててみました。基板と部品セットを買ったので、簡単でした。1カ所、気になったのは、部品の実装順番です。IC1 が、21番目となっているのですが、背の高さからすると7番目ぐらいがいいのではと思います。
登録:
投稿 (Atom)