トランジスタ技術で紹介されていて気になっていた LT3080 を使った CVCC 電源(定電圧定電流電源)を実験してみました。回路自体は、ほぼデータシートの参考回路(トランジスタ技術の記事も同じ)で、簡単に CVCC 電源ができてしまいました。注意点は、LT3080が 2.54mmピッチでないので、基板に対して斜めに押し込む必要があること、写真の放熱器でも小さくて、最大の1Aを出せる条件がほとんどないこと(15VのACアダプタ入力で、最大電圧の12.5Vときぐらい、5V以下なら、200mAから300mAぐらいまでが安全)でしょうか。あと、ボリュームに手が近づくと電圧が変わるので配線にも注意です。出力ノイズなどは、未確認なので実用性は、まだ不明です。
CVCC の実験用電源に、欲しいのが電圧計と電流計なので、PICを使って LED 表示の電流電圧計も用意してみました。オペアンプをあまり使ってきていないので、それも実験したかったのと、HI-TECH Cを使ってみたかったので。久しぶりに PIC kit2 を使ったのですが、このところ使っていたArduinoと比べて、書き込みが速くていいです。
写真のように、ブロックごとになっています。LT3080が2個載った、CVCC部分(と電流、電圧調整用の可変抵抗器)、オペアンプとPIC、トランジスタアレイの載った表示部分の回路、LED基板(まだブレッドボード)、PIC用のDC-DCコンバータ(これは付録基板まま、三端子レギュレータだと発熱が大きいので)です。基板間の配線量は結構多くなります。一応、完成のめどはついたけど、このまま実験だけで終わってしまうかも。
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