ケースには入れていませんが、LT3080 を2個使った CVCC 電源が完成しました。入力15V, 出力0.5から13V, 0から1Aです。電圧、電流共に安定性は十分だと思います。PIC を使った電流・電圧計付きです。CC表示、出力を軽い操作でオン・オフできるようにしてあります。
実際に出力できる電流は出力電圧によって異なります。これはシリーズ型の電源で電圧降下分がすべて熱になるためです。放熱器を小さくした場合にはLT3080以外を使っても同じことになります。発熱が大きい場合には LED を点滅するように PIC のプログラムは書いてみました。
電流計は LT3080 の電流制御抵抗の両端電圧を測っているのですが、定電圧動作時には、出力に流れる電流より少し大きな値になりました。原因を探ってみたのですが、LT3080 の動作によるようでした。もちろん出力に直列に電流測定用の抵抗を入れれば値は正確になりますが、負荷変動による電圧変動を大きくしてしまうのと部品も増えるので、定電圧動作時の電流表示は目安と割り切ることにしました。
LM317などを使って定電流動作できるような回路と比べて、回路がシンプルになるのがメリットでしょうか。電流電圧計が不要なら、上側の回路図だけで完成しますから。一方で放熱が必要な素子が2つになるのがデメリットかなと思います。
2010/10/30
2010/10/20
Kindle のファームウェアアップデート
Kindle Software Update -- New Release Available なんてページがあるんですね。
http://www.amazon.com/gp/help/customer/display.html?ie=UTF8&nodeId=200529700
3.0.1 から 3.0.3 に上げてみましたが、違いはよく分かりません。
http://www.amazon.com/gp/help/customer/display.html?ie=UTF8&nodeId=200529700
3.0.1 から 3.0.3 に上げてみましたが、違いはよく分かりません。
2010/10/16
LT3080 を使った CVCC 電源の安定化
LT3080 を使った CVCC 電源ですが、
- 誘導ノイズ対策
- 電流リファレンス起因と思われるノイズの減少
- 電源投入時の発振防止
- set ピンへの大きめのコンデンサの追加
- 定電流側の出力にセラミックコンデンサを追加(C4 を 4.7uF ぐらいにして、C3をやめてもよいかもしれない)
- 定電圧側のボリュームの値が小さくなるように回路を変更
2010/10/13
LT3080 を使った CVCC 電源(その2)
オシロで出力(負荷なし、以下同じ)を眺めてみたら、商用電源のノイズを見事に拾っていました。一方で、それ以外のノイズはオシロではみられませんでした。
簡易シールドとして、お菓子の缶の蓋をグラウンドにつないで、基板とボリュームの下に敷くと、商用電源のノイズも観測できないレベル(1:1プローブで10mV/divで表示)まで落ちました。でも、ボリューム(定電圧の時は電圧設定ボリューム、定電流の時は電流設定ボリューム)を触ると少し乗ります。ケースに入れずに、参考回路で実験用電源として使うのは難しそうです。
簡易シールドとして、お菓子の缶の蓋をグラウンドにつないで、基板とボリュームの下に敷くと、商用電源のノイズも観測できないレベル(1:1プローブで10mV/divで表示)まで落ちました。でも、ボリューム(定電圧の時は電圧設定ボリューム、定電流の時は電流設定ボリューム)を触ると少し乗ります。ケースに入れずに、参考回路で実験用電源として使うのは難しそうです。
Microsoft Office Word は動作を停止しました (その2)
MS Office 2010 で、
外し方は、「ファイル」→左の「オプション」→「アドイン」タブ→ 下の「設定(G)...」ボタンで、出てくるウィンドウでチェックボックスを外します。Word, PowerPoint それぞれで設定が必要です。
こんなの分からないって...
前の記事:「Microsoft Office Word は動作を停止しました」
- Wordがよく落ちる
- PowerPoint で日本語入力ができなくなる(半角/全角キーでIMEが起動しない)ことがよく起こる
外し方は、「ファイル」→左の「オプション」→「アドイン」タブ→ 下の「設定(G)...」ボタンで、出てくるウィンドウでチェックボックスを外します。Word, PowerPoint それぞれで設定が必要です。
こんなの分からないって...
前の記事:「Microsoft Office Word は動作を停止しました」
2010/10/11
LT3080 を使った CVCC 電源
トランジスタ技術で紹介されていて気になっていた LT3080 を使った CVCC 電源(定電圧定電流電源)を実験してみました。回路自体は、ほぼデータシートの参考回路(トランジスタ技術の記事も同じ)で、簡単に CVCC 電源ができてしまいました。注意点は、LT3080が 2.54mmピッチでないので、基板に対して斜めに押し込む必要があること、写真の放熱器でも小さくて、最大の1Aを出せる条件がほとんどないこと(15VのACアダプタ入力で、最大電圧の12.5Vときぐらい、5V以下なら、200mAから300mAぐらいまでが安全)でしょうか。あと、ボリュームに手が近づくと電圧が変わるので配線にも注意です。出力ノイズなどは、未確認なので実用性は、まだ不明です。
CVCC の実験用電源に、欲しいのが電圧計と電流計なので、PICを使って LED 表示の電流電圧計も用意してみました。オペアンプをあまり使ってきていないので、それも実験したかったのと、HI-TECH Cを使ってみたかったので。久しぶりに PIC kit2 を使ったのですが、このところ使っていたArduinoと比べて、書き込みが速くていいです。
写真のように、ブロックごとになっています。LT3080が2個載った、CVCC部分(と電流、電圧調整用の可変抵抗器)、オペアンプとPIC、トランジスタアレイの載った表示部分の回路、LED基板(まだブレッドボード)、PIC用のDC-DCコンバータ(これは付録基板まま、三端子レギュレータだと発熱が大きいので)です。基板間の配線量は結構多くなります。一応、完成のめどはついたけど、このまま実験だけで終わってしまうかも。
CVCC の実験用電源に、欲しいのが電圧計と電流計なので、PICを使って LED 表示の電流電圧計も用意してみました。オペアンプをあまり使ってきていないので、それも実験したかったのと、HI-TECH Cを使ってみたかったので。久しぶりに PIC kit2 を使ったのですが、このところ使っていたArduinoと比べて、書き込みが速くていいです。
写真のように、ブロックごとになっています。LT3080が2個載った、CVCC部分(と電流、電圧調整用の可変抵抗器)、オペアンプとPIC、トランジスタアレイの載った表示部分の回路、LED基板(まだブレッドボード)、PIC用のDC-DCコンバータ(これは付録基板まま、三端子レギュレータだと発熱が大きいので)です。基板間の配線量は結構多くなります。一応、完成のめどはついたけど、このまま実験だけで終わってしまうかも。
2010/10/06
Kindle 3 の表示ファイルの画素数 (その2)
Kindleの画素数ですが、再度実験してみました。実験画像は、黒背景に白いドットが1ドットおきに並んでいる画像で、幅560ドットで、高さが728ドットから742ドットです(実験用 PDF: dots.pdf )。これを Kindle 3 でみると縦の解像度が 735 ドットまでは、きれいに見えていますが、736 ドットからは、縮小の影響を受けています。
じゃあ、735ドットまでは拡大しているのかというのが疑問になったので、下に黒い線(720ドット以降)を入れた画像を作ってみました(実験用 PDF: dots2.pdf )。これで、736ドットの高さを基準に定規を当てて、高さを小さくしていくと、定規との隙間が開いていきます。ということで、律儀に1ドットでも小さければ拡大をしているわけではなく、719から735の間なら拡大をしていないようです。
ということは、560x735 が最適な値になりそうですが...
じゃあ、735ドットまでは拡大しているのかというのが疑問になったので、下に黒い線(720ドット以降)を入れた画像を作ってみました(実験用 PDF: dots2.pdf )。これで、736ドットの高さを基準に定規を当てて、高さを小さくしていくと、定規との隙間が開いていきます。ということで、律儀に1ドットでも小さければ拡大をしているわけではなく、719から735の間なら拡大をしていないようです。
ということは、560x735 が最適な値になりそうですが...
2010/10/04
Kindle 向けリサイズ済み PDF 作成ソフト
Kindle 向けに、スキャンして作成したPDFをリサイズして PDF を作成する方法を探していたら、2つの方法を見つけました。
1つは、Windows 用の ChainLP 。スキャンして作成した PDF から、画像ファイルを作成しておき、ChainLP を使って、リサイズ→PDF作成の流れになります。こちらは試していません。
もう一つは、kdconv というスクリプト。MacOS-X で使うのに作られたようです。内部的には ghostscript と Imagemagickのconvet を呼び出していて、PDF から PDF を作成できます。Debian で使ってみましたが、なかなか便利です。
1つは、Windows 用の ChainLP 。スキャンして作成した PDF から、画像ファイルを作成しておき、ChainLP を使って、リサイズ→PDF作成の流れになります。こちらは試していません。
もう一つは、kdconv というスクリプト。MacOS-X で使うのに作られたようです。内部的には ghostscript と Imagemagickのconvet を呼び出していて、PDF から PDF を作成できます。Debian で使ってみましたが、なかなか便利です。
2010/10/03
Kindle 3 の表示ファイルの画素数
Kindle では画像の PDF (スキャン結果など)や JPEG (ZIPファイルにまとめたもの)については、画面にあうようリサイズします。リサイズのアルゴリズムの関係で、細い線が見えなくなったり、文字がみにくくなったりするので、リサイズされない画素数が大事になります(あらかじめ、その画素数で見やすいように加工しておく)。
検索エンジンで探してみたのですが、ちょうどよい数字を見つけられず、試した結果、560 × 736 735 であれば、リサイズされないようです。確認は、1ピクセルの幅の線を描いた画像(↓)を Photoshop Elements で作成し、 JPEG と PDF 形式で保存し、Kindle 3 (Kindle Wifi) で表示しました。リサイズされると、縦、横のどこかで線が切れてしまいます。
表示に関しては、PDF は問題なし、JPEG を ZIP ファイルでまとめた物は、Aaボタンを1度押すまで右端が欠けていました。
#8の倍数である736と信じていたのですが、別の実験をしたら735のようです。
検索エンジンで探してみたのですが、ちょうどよい数字を見つけられず、試した結果、560 ×
表示に関しては、PDF は問題なし、JPEG を ZIP ファイルでまとめた物は、Aaボタンを1度押すまで右端が欠けていました。
#8の倍数である736と信じていたのですが、別の実験をしたら735のようです。
2010/10/02
StarBoard Orange
mbed についてよく知らないまま MAKE 大垣ミーティングで買ってきた mbed 用ベースボード StarBoard Orange を組み立ててみました。基板と部品セットを買ったので、簡単でした。1カ所、気になったのは、部品の実装順番です。IC1 が、21番目となっているのですが、背の高さからすると7番目ぐらいがいいのではと思います。
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