Nikon Z50 を買ってから、AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR を買ったのですが、この組み合わせがお気に入りになっています。どこが気に入っているのかというとピントが意図するところに合わせやすくて、手ぶれが少ない。背景のボケがきれいでごちゃごちゃしにくい。というところです。風景をがっちり三脚を据えて撮るような撮り方ではなくて、スナップ的な撮り方でほぼ手持ちです。撮影対象は、旅行の同行者、風景、花、その場にいれば蝶や鳥などが主で、ほかに飛行機を撮りにいったり、説明写真・記録写真を撮ったりです。
ここからは昔話になってしまうのですが、最初に買ったデジタル一眼レフカメラは Nikon D70 でレンズはキットの AF-S DX Zoom-Nikkor 18-70mm f/3.5-4.5G IF-ED を使っていました。ボディは D200, D7000 と変えていったのですが、レンズはそのままでした。ボディを変えた理由は主にファインダに不満があったからで、それは悪くない選択だったと思います。
たぶん D7000 を使っていた頃に AF-S DX NIKKOR 18-200mm f/3.5-5.6G ED VR を実家からもらってきて使ったら、18-70 を使っているときより、撮れる写真がよくなりました。何が悪かったかというと手ぶれです。D70 から D7000 まで自分の写真に不満を感じていたところが手ぶれ補正であっさり解決されてしまったのです。思えば望遠系のレンズが苦手だったのですが、手ぶれ補正がこんなに利くとは(標準域でも)と思ったのでした。
18-200 が壊れ、Tamron 18-200 を試すも写りに不満があったので、調べていくと評判がいいので AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR を買って使うことにしました。たしかに 18-200 よりも画質も少しよく、望遠端が 140mm になったことには不満が出ませんでした。
説明写真を撮る(物撮り)ときに、ファインダをのぞくより液晶をみて、ライブビューの方が楽で、ピントも正確になるのですが、D7000 だとライブビューがあまりよくないので、ボディを D7000 から D5600 に買い替えました。このときダブルズームキットを買ったので、キットレンズの AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR と AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR を入手しています。D5600 はファインダは D7000 より貧弱なものの AF エリアが広くて測距点も多く、AF-P レンズは静かで動作が速くてとてもいいです。残念なことに AF-S が AF-P に変わるよりもデジタル一眼レフカメラが終焉を迎えそうですが。
残った不満は桜のような位相差 AF が苦手な状況でのピント合わせと、光学ファインダだと拡大表示が出来ないことでした。もちろんルーペを使う方法が昔からありますが、EVF のような自由度はありません。両方とも Sony α7II を使っていると解決されていてよかったのですが、レンズが高い(買い直し(買い増し)になる)し重いので FE マウントに本格的に移るのもなあと思っていました。α5000 も持っていましたが、レンズがいまいちなのと、液晶のみなのであまり使いませんでした。小さいカメラとして買ったのですが手放してしまいました。
α7II と組み合わせて使っていたのが FE 24-105mm F4 G OSS (SEL24105G) です。このレンズ、AF-S DX Nikkor 18-140 と比べてボケがごちゃごちゃしない感じで、その点でいいレンズです。ただ 35mm フルサイズ (ニコンのFX) なだけあって、重いです。
そんなところで、D5600, α7II のよいとこどりできないかなと思って、Z50 を買い、もしかしてと思って評判がよかった AF-S DX NIKKOR 16-80 を買ったら、お気に入りになったのです。